モルモットが診れる病院は意外と少ない?飼う前にチェック!
病気になってから動物病院を探すと意外と見つからずに間に合わない可能性もあります。モルモットを飼う前、元気な時に信頼できる地元も動物病院を探しておきましょう!
モルモットの病院探し
モルモットはエキゾチックアニマル
モルモットはウサギやハムスターなどと同じく「エキゾチックアニマル」に分類されます。エキゾチックアニマルとはペットとして飼育されている特殊な動物に対する呼称で、主に獣医師やペット業者の間で利用されている言葉です
犬・猫以外のペット、うさぎやハムスター、モルモット、鳥類、爬虫類などを指すイメージで良いと思います
エキゾチックアニマル対応の動物病院は少ない
近年では町中やショッピングセンターに多数の動物病院がありますが、犬・猫は診れてもエキゾチックアニマルが診療対象となっている動物病院は意外と少ないのが現実です
モルモットはエキゾチックアニマルの中では比較的メジャーな部類ですが、犬・猫に比べるとまだまだ飼育方法などの知識や情報が少ないのが特徴です
飼育を始める前に動物病院の確認を
モルモットは歯の不正咬合や皮膚のトラブルなども少なからず発生するので、モルモットを飼う前に近くや通うことができる範囲の動物病院についてしっかり調べておきましょう
とりあえず「(地域名) 動物病院 エキゾチック」などでGoogle検索したり、ネット予約サイトの「EPARK ペットライフ」では診療対象動物(犬・猫・うさぎ・ハムスター・フェレット・モルモット・リス・鳥類・爬虫類・両生類・魚類・その他)を指定して検索できるので探しやすいかもしれません
EPARKで調べてみると私の住んでいるエリア(人口約30万人)では動物病院は26件見つかったものの、モルモットを対象とした場合は3件まで絞られました
モルモットがかかりやすい病気
モルモットなどのげっ歯類は一生歯が伸び続けるので、歯並びや噛み合わせが悪い状態である「不正咬合」になりやすい特徴があります。不正咬合は牧草の消化不良を起こし「胃腸うっ帯」、「下痢」、「皮膚炎」の原因になる場合もあります。他にもシラミやダニなどの感染による「皮膚炎」や、「ビタミンC欠乏症」、「結石症(尿石症)」などもモルモットに多い病気です
- 不正咬合
- 皮膚炎
- ビタミンC欠乏症
- 結石症(尿石症)
うさぎやモルモットなどの草食動物は、自然界では肉食動物に追われる立場の動物であることもあり、弱みをあまり見せないという特徴があります。日頃のお世話の際にしっかりと見てあげて、怪しい所があれば病院に連れて行ってあげましょう
モルモットの入れる動物保険
ペット保険に加入しておけば、毎月の支払いで万が一のケガや病気の時に補償が受けられ、飼い主の負担の軽減をしてくれます。犬・猫と違いエキゾチックアニマルが加入できる動物保険は限られています
- アイペット損保「うちの子キュート」
- アニコム損保「どうぶつ健保はっぴぃ」
- SBIプリズム少短「プリズムペット」