モルモットの品種別まとめ!
モルモットの品種
イングリッシュ
最もポピュラーで入手しやすい品種のモルモットで、艶のある毛質の短毛種なのでショートモルモットとも呼ばれておりモルモットの中でも人馴れしやすく社交的と言われています。
ブラッシング頻度:毛足の短いブラシや柔らかめのブラシで行います。毛が短いので週に1回程度で。ただし、換毛期(毛がよく抜ける時期)は2~3日に1回ブラッシングをお勧めします
(砂糖写真)
クレステッド
頭に ロゼット(つむじ) があるのが特徴のイングリッシュに似た 短毛種のモルモット。ロゼットの部分が白いアメリカ系とさまざまな毛色のヨーロッパ系があります。つむじ部分の毛が少し長く、王冠(クレスト)のように見えるので、その部分は冠毛と言われています。 性格は少し臆病なのでゆっくり馴らしてあげることが重要です
ブラッシング頻度:毛足の短いブラシや柔らかめのブラシで行います。毛が短いので週に1回程度で。ただし、換毛期(毛がよく抜ける時期)は2~3日に1回ブラッシングをお勧めします
(おかゆ写真)
アビシニアン
全身にロゼット(つむじ)があり、寝ぐせのように見える巻き毛が特徴のモルモット。イングリッシュやクレステッドよりも毛が長い中毛種に分類されます。 社交的で比較的人に馴れやすいと言われています。
ブラッシング頻度:小動物用のブラシを使い3〜4日に1回 行います。短毛種に比べ毛が良く抜けたり汚れたりします。 換毛期(毛がよく抜ける時期)は1〜2日に1回ブラッシングをお勧めします
テディ
ちぢれた毛 が特徴的な 短~中毛種 です。 アメリカで突然変異として見つかり、アビシニアンとイングリッシュを使って繁殖させたために、アビシニアン系とイングリッシュ系が存在します。 アビシニアン系は若干長くごわついた毛質、イングリッシュ系は柔らかめの毛質です。 さらにツヤのある毛並みを サテン と言います。
ブラッシング頻度:毛の長さは短〜中毛ですが、 縮れ毛にゴミや汚れがたまりやすいので、こまめなブラッシングが必要です。 3〜4日に1回 はブラッシングしてあげましょう。 換毛期(毛がよく抜ける時期)は1〜2日に1回ブラッシングしてあげてください。 少し毛足の長い、小動物用のブラシを使うと良いです。
シェルティ
顔部分を除く体毛が、 長くサラサラ しているのが特徴的です。 すべての毛が体に沿って 直毛 で、つむじ(ロゼット)はありません。 特に頭部(両耳の間)と脇の下の毛が長いため、念入りなブラッシングが必要です。 シェルティはイギリスでの呼び名で、アメリカではシルキーと呼びます。 性格 平均的なモルモットらしく臆病な性格です。 慎重にゆっくり馴らしてあげれば馴れる個体もいます。
ブラッシング頻度:1〜2日に1回 のブラッシングが必要です。 特に脇の下の毛は長く汚れてやすいので、念入りにお手入れしましょう。 また、毛先を引きずると汚れて不衛生なので、毛が伸びてきたら カット も必要です。 頻繁にお手入れが必要な品種と言えます。 毛足の長い小動物用のブラシか、犬猫用のブラシを使ってあげてください。 抜け毛の管理が不十分な場合、毛球症にもなりやすいので注意が必要です。
ペルビアン
シェルティよりも更に 長毛 で、 顔部分にも長い毛 が生えています。 頭部と背中の毛が特に長く、脇腹の毛はそれほど長くありません。 特に毛の長いぺルビアンは「アンゴラモルモット」と呼ばれることもあります。 ロゼット(つむじ)を持つこともあり、直毛の他に巻き毛もいます。 性格 平均的なモルモットらしく臆病な性格です。 慎重にゆっくり馴らしてあげれば馴れる個体もいます。
日常的に、のブラッシングが必要です。
また、毛先を引きずると汚れて不衛生なので、毛が伸びてきたら カット も必要です。
頻繁にお手入れが必要な品種と言えます。
毛足の長い小動物用のブラシか、犬猫用のブラシを使ってあげましょう。
また、2週間に1回は 小動物用のドライシャンプー で念入りなお手入れをしてあげてください。
抜け毛の管理が不十分な場合、毛球症にもなりやすいので注意が必要です。
スキニーギニアピッグ
体毛がほとんど無い 品種で、「へアレス」とも言います。 日本で流通しているもののうち、ほとんどがオスで、メスは繁殖に必要とされるため、販売されるのはかなり珍しいとされています。 動物の体毛にアレルギーがある人でも飼育できることと、ミニブタのような見た目から人気の品種です。 寒さに弱い ため、真夏以外は 保温に気を付ける 必要があります。 性格 臆病さはありますが、穏やかでおとなしい子が多いと言われます。 モルモットの中でも特に鳴き声でコミュニケーションをとります。 飼い主からも声をかけていけば、より早く馴れてくれるでしょう。
毛が無いのでブラッシングは不要ですが、代わりに皮膚が弱いため、 皮膚病になりやすい です。 週に1回 は、 ぬるま湯で濡らしたタオル などでやさしく拭いてあげ、体も環境もとにかく清潔に保ってあげてください。
上記の種類以外にもテッセル・レックス・メリノ・アルパカモルモットなど珍しい種類もあります
まとめ
・中〜長毛種は毛球症の予防のためにもブラッシング頻度を多く設定する
・中〜長毛種はブラッシング頻度を多く
モルモットの毛色
モルモットの毛色は、体全体の色が単色(セルフ)である個体と複数色(ノンセルフ)の2タイプがいます。
単色のセイルフは、ホワイト(白色)、ブラック(黒色)、ベージュ(薄い茶色)、チョコレート(濃いめの茶色)、クリーム(薄い黄色)、ゴールデン(茶色に近い金色)、ライラック(灰色に近い茶色)、レッド(赤に近い茶色)、サフラン(黄色に近いオレンジ)などが流通しています。複数色のノンセルフは2~4色で構成され、日本でみかけるモルモットの多くは、白色、茶色、黒色の2~3色のものです。